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この前図書館へ勉強しに行って、思い出したように借りてきた『空鐘』ですが…見事に草一郎さんの罠にハマってしまい…昨日までちびちび読んでいたのを今日、3冊一気読みしてしまいました。振り返れば中3の夏…受験勉強真っ最中、あの頃はかなりオープンに電撃オタクでした。乱読しておりました。そんな中『空鐘』を手に取ったのはある意味必然とも言えます。重たい勉強道具とともに3冊も4冊も手に持って電車に乗ったのも良い思い出。ものの数日で当時の最新刊まで読み干してしまいました。ところが夏休みも終わり、なかなか図書館にも行けず、最新刊も刊行されず、だんだん『まあいっか』とも思うようになり（当時の大本命はあくまで成田良吾であり壁井ユカコであり浅井ラボでした。というか『空鐘』よりも『陰陽ノ都』出せよって思ってました）そして今に至ります。3年を経ました。最終巻が出たのも随分まえです。キャラとか国名とか、設定は殆ど吹き飛んでいました。それどころか、どこまで読んだのか忘れていました。結果的に勘で選んだ8巻で正解でしたが、あれは危険な賭でした…。





そんなこんなで、全巻買いたいと思うくらいにはハマってます。ただそれをやると本棚が崩壊しそうです。(これでもhpとかラノベとか、多分50冊くらいは手放したんですけどね…)特にライナスティという脇役がドツボです。飄々とした性格、出自の怪しげな知識と特技、謎の過去、そしてやるときはやるその腕前！ワタシこんなやつ大好きです！大好きです！(2回言いました)器用貧乏の3枚目、素晴らしいですねー。ワタシこんなやつ大好きです(3回も言いました)



明日は図書館に行きます。