こわい、の魅力

バイト帰りでとりあえず寝て、民俗学が終わってないのでやってるところなんですが、あろうことかこの熱帯夜にクーラーのリモコンが見当たらないという奇跡。


こんな暑さには怪談でしょ♪と、民俗学関連で引っ張り出してきたはいいけどあんまり関係なかった加門七海の怪談本を読んでしまう。

「怪談徒然草」という作者の実体験を綴ったエッセイ。

三角屋敷にはマジでビビりました。んでもって検索かけてみたらオカルト板の人たちが場所突き止めてました。
ストリートビューで360度観察できるいわくつき物件ですよ。マジで三角なのな。


嫁稲荷や肉神社も気になるところですが、こちらの捜索はどうやら途中放棄されてしまった模様。


かるーいエピソードが続いて油断していると途中洒落にならんのがぶちこまれていて、これがかなり背中にクる。
ああー怖いいー、でも読んじゃうーと背中をゾクゾクさせつつ読むのが快感でごわす。
なんかわんないけど官能的…うっとり…という感じ？笑


私ただの幽霊話って理不尽な気がして得意じゃないんですよね。なんか、唐突なんだもん。
加門系の神社風水民俗学うにゃらうにゃら…でちょっとでも説明されてる怪談の方が好きだなーと思います。
お前がオカルト好きなだけだろって言われると返す言葉もないんですけども。


三角屋敷は割と真偽が定かではない感じですが、スピリチュアルだの新興宗教だので儲けている人たちがたくさんいる以上、その効果はともかくやっている人がいても不思議ではないなあと思ったり。
蠱毒の下りは加門さんの趣味な気もしますが。お蚕様の蠱毒って初めて聞いたわ。


ええ、まあなんていうか、これから徹夜せにゃならん状況でそんなもん読むなよっていう。
というか民俗学やれやっていう。あとコメント返信忘れてました。

>>マリアさん

また東京に行ったときは遊んでください♪

マリアさんには底なしの体力…という２つ名を授けようと思います。